2009年06月27日
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中小企業に関連した話題を数日で書いていきたいと思います。
なお中小企業というのは30名以下ぐらいのことを指し、それ以降は中〜大と考えて下さい。
大きな企業と小さな企業で、導入するべき製品には大きな違いは無いように思います。
ファイルサーバーやメールサーバー、スケジュールや情報共有などは企業の大小にかかわらず必要になってくるからです。
そして大きな企業と中小企業で決定的に違うのは、上記に付随する部分で運用に関わる部分です。
例えばそれはバックアップであったり、ユーザーの追加や削除の手間、サーバーが故障した場合にどうするのか、セキュリティは物理面やソフト面から確保されているのか。等々です。
そしてコストは運用面の方が非常に大きいのです。
中小企業では上記の運用面については、ある程度は省いても良いと僕は考えています。
理由は多々あるのですが、
・バックアップ
データ容量がそんなに多くないので(〜数十G)、単純なコピーだけですぐに完了する。またバックアップを行う時間も、深夜などはアクセスが少ないのでそれだけで十分。
・ユーザーの追加や削除
ユーザーの出入りは少ないので多少手間でも大きな負担にはならない
・故障した場合
ファイルサーバーなどは安価な製品を利用していることが多いので、不安なら2台導入すれば解決。そもそもこのぐらいの企業だとユーザーがデスクトップに保存していることも多いので、そもそもサーバーが止まっても案外平気なことが多いように思います
・セキュリティ
一般的には物理的な面については、他人が会社に乗り込んでくればすぐに分かるので、泥棒についてはともかく、人がいるときには大きな問題にはなりません。
ソフト面では、社長の意志が強く働きますが、社長が必要な人以外はファイルを見せたく無いというのであれば、コストをかけますし、「全員に見せて良いよ」というのであればセキュリティコストはほとんどかかりません。
ちなみに過去の例では、経理関係だけは社長と経理で別ファイルサーバーで共有というパターンが多かったです。
ということで、結構省略できるのです。もちろん僕自身は上記についてしっかり対策するべきだと考えています。しかしコストとリスクを考えて判断するのもまた重要なことです。
そして僕個人として、中小企業が最初に入れるべきは ActiveDirectory だと考えています。
そもそもファイルサーバーは安い製品があるので、それを導入しているパターンは多いと思います。ファイル共有はそれで十分です。
メールや情報共有については、メールはホスティング業者で大丈夫ですし、情報共有はメールやホワイトボードで十分だと思います。それで限界が来たらグループウェアの導入を提案します。
この場合でのメリットは、機能が分散するので速度面で優位性が高いこと、トラブルの影響範囲が狭いこと → 兼務の担当者が設定ミスをしても影響が狭いので大きな問題になりにくいのです。
将来的な拡張性の余地が多いこと。
各種製品を組み合わせるので、使いやすい製品やシェアの高い製品を利用できること
などでしょうか。
デメリットとしては、ホスティングやサーバーなどの契約が煩雑になること。
一カ所での集中管理がしにくいこと。(アカウント管理など)
トータルの費用が見えにくいこと
というところでしょうか。
ただし僕が今まで運用を手伝ってきた中では、上記提案が長期的に見てもベストだと考えています。
なお中小企業というのは30名以下ぐらいのことを指し、それ以降は中〜大と考えて下さい。
大きな企業と小さな企業で、導入するべき製品には大きな違いは無いように思います。
ファイルサーバーやメールサーバー、スケジュールや情報共有などは企業の大小にかかわらず必要になってくるからです。
そして大きな企業と中小企業で決定的に違うのは、上記に付随する部分で運用に関わる部分です。
例えばそれはバックアップであったり、ユーザーの追加や削除の手間、サーバーが故障した場合にどうするのか、セキュリティは物理面やソフト面から確保されているのか。等々です。
そしてコストは運用面の方が非常に大きいのです。
中小企業では上記の運用面については、ある程度は省いても良いと僕は考えています。
理由は多々あるのですが、
・バックアップ
データ容量がそんなに多くないので(〜数十G)、単純なコピーだけですぐに完了する。またバックアップを行う時間も、深夜などはアクセスが少ないのでそれだけで十分。
・ユーザーの追加や削除
ユーザーの出入りは少ないので多少手間でも大きな負担にはならない
・故障した場合
ファイルサーバーなどは安価な製品を利用していることが多いので、不安なら2台導入すれば解決。そもそもこのぐらいの企業だとユーザーがデスクトップに保存していることも多いので、そもそもサーバーが止まっても案外平気なことが多いように思います
・セキュリティ
一般的には物理的な面については、他人が会社に乗り込んでくればすぐに分かるので、泥棒についてはともかく、人がいるときには大きな問題にはなりません。
ソフト面では、社長の意志が強く働きますが、社長が必要な人以外はファイルを見せたく無いというのであれば、コストをかけますし、「全員に見せて良いよ」というのであればセキュリティコストはほとんどかかりません。
ちなみに過去の例では、経理関係だけは社長と経理で別ファイルサーバーで共有というパターンが多かったです。
ということで、結構省略できるのです。もちろん僕自身は上記についてしっかり対策するべきだと考えています。しかしコストとリスクを考えて判断するのもまた重要なことです。
そして僕個人として、中小企業が最初に入れるべきは ActiveDirectory だと考えています。
そもそもファイルサーバーは安い製品があるので、それを導入しているパターンは多いと思います。ファイル共有はそれで十分です。
メールや情報共有については、メールはホスティング業者で大丈夫ですし、情報共有はメールやホワイトボードで十分だと思います。それで限界が来たらグループウェアの導入を提案します。
この場合でのメリットは、機能が分散するので速度面で優位性が高いこと、トラブルの影響範囲が狭いこと → 兼務の担当者が設定ミスをしても影響が狭いので大きな問題になりにくいのです。
将来的な拡張性の余地が多いこと。
各種製品を組み合わせるので、使いやすい製品やシェアの高い製品を利用できること
などでしょうか。
デメリットとしては、ホスティングやサーバーなどの契約が煩雑になること。
一カ所での集中管理がしにくいこと。(アカウント管理など)
トータルの費用が見えにくいこと
というところでしょうか。
ただし僕が今まで運用を手伝ってきた中では、上記提案が長期的に見てもベストだと考えています。