2009年11月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加
優秀な人というのは滅多にいません。今まで僕の交流の中からでは、100人に一人ぐらいの割合でした。もちろん判断した優秀な人の中でも、より優秀とかそうでないということは考えられますが、おおむねこんな感じでした。

そして優秀な人の特徴です。
・理解が早い
・仕事が速い
・結論が早く、思考過程が整然としている
・他人に求める要求が高い

さらに
・期限を決めることが多い
・クオリティを求める

こうしてみてみるとなんだか普通の人ですね。
理解については、非常にすごいと思います。僕がITの事について説明すると、相手はその分野は無知だとしてもすぐに理解します。そして応用の利いた質問をしてくるのです。これはほんとなんでそんなまで深く理解してしまうのか不思議です。

仕事はみなさん速いです。理解までの時間とそれを基にした決断が早いので、仕事はどんどん進みます。逆に言うと、そうやって進めていかないと処理しきれ無いのだと思います。決済権があると、本当に早くなります。

初めてのことでも、結論はほぼ正しいことがほとんどです。そしてその結論に至るまでの思考は本当に整然としています。意見を途中で挟むことが難しいほど整然としています。途中で意見してしまうと、その矛盾を疲れてしまいます。

他人に求める要求も非常に高いのです。自身がしっかりしているので、それと同じかやや劣る程度の要求をしてきます。
これは普通の人であれば「できない」で結論が出るのですが、僕のように中途半端な立ち位置の場合、無理して要求に応えることにつながります。そしてプレッシャーを感じて苦しい思いにつながります。

期限は普通のことですが、また終わるか終わらないかの微妙な期限を要求してくるのが上手なように思います。そしてそのぎりぎりがんばって終わる期限の中で、高いクオリティを要求してくるのです。技術的な仕事の場合、クオリティ=検証なので、すごい大変です。


ということで、今まで僕が優秀だと思った人は、大体こんな感じでした。その人の能力を最大限引き出すのがうまいのか、制限のあるリソースの中で、最大の結果を出すのか、、よくわかりませんが、すごいと思います。


stock_value at 11:22│Comments(0)TrackBack(0)考え 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔