2009年12月13日
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僕は「強制的」な行為が苦手です。もちろんルールは守ります。むしろ守るのは大好きです。しかし強制的な自主性がとてもきらいです。

最近企業のトレンドとして、朝礼や清掃などの行為を自主的な強制によって行う場合が多くあります。その効果はもちろん理解できます。

例えば、出勤したばかりの時間はまだ身体も目覚めておらず、すぐに仕事に取り掛かるといっても効率があがらない。そのため朝礼で挨拶などを大きな声で唱和することによて、身体を目覚めさせ、業務効率を向上させる。というものです。

清掃についても、整理整頓による業務効率向上、ムダの削減のほか、清掃を通して普段意識しない場所に意識を向けること、限られた時間の中で効率よく清掃を行うテクニックやそれを通して得られる発想力、向上心。などの効果が期待できます。

しかし逆の考え方をすれば、上司や経営者は、出勤したばかりの時間は低生産であること、清掃をしなければ、向上心や発想力が得られないということを考えていることになります。

まずはこの部分が事実なのか僕としてはとても気になることです。例えばスロースタートのおかげでピークが高い可能性もありますし、もちろん単純に低生産の可能性もあります。掃除についても、例えば外注すれば掃除の時間を生産に利用することもできるわけで、一概にメリットだけとはいかないように思います。

それを考えると、必ずしも僕は朝礼が必要だとは思えません。


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