2010年03月07日
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僕の行っている仕事は、ほとんどが支払い者とサービスの受益者が同一です。そのため、中間マージンのようなことがあまりありません。

会社は工事をメインとしているので、大半は監督のような立場のいわゆるマージンをとる会社が存在しています。もちろん一般的に言う中間マージンとは微妙に違う気もするので、これがお客の負担になっているわけでは必ずしもありません。

ちなみにIT関係で直接が多いのはサポートをしなければならないというのが大きいと思います。サポートをする場合には受付を販売業者にすることがほとんどです。(そうしないと、サービス提供者とお客が直接サービスのやり取りをしてしまうので、中間マージンをとることができません)
そして単価が低い場合にはこのサポートはデメリットになります。ということで僕が行っている仕事はほぼエンドユーザーに対してとなります。


さて、先日珍しく中間業者が絡んでいる仕事がありました。今回がはじめての付き合いというわけでもなく、今までも問題なく一緒に仕事をしてきました。しかし今回初めてちょっとした問題が起きてしまいました。

僕が最初に聞いていた作業内容としては、
・PC2台の設定
・ファイルサーバーの設定
でした。そのうち1台はMacだということです。

現場に行ってみると、PC1台の設定でもう1台はお客様が自分で作業するということでした。そしてファイルサーバーについては、特に設定することがありませんでした。
細かい質問などに対応しながら、無事に1台の設定を終えることができました。

そして後日、なんと「PC1台の設定しかしてないから」という理由で、お客が最初に出していた見積もりのお金を払ってくれないそうなのです。最初に見積もりというのは、当然PC2台+ファイルサーバーの設定のことです。

このときに僕は、販売者から「適当に作業してもらえれば、ファイルサーバーにどんな設定しているのかなんてわからないんだから今度からはその通りうまくやってくださいね。そうすればお互いビジネスになるじゃないですか。」といわれたのです。

なるほど確かにその通りです。僕自身の意向はともかくとして、お客の満足度は変わらずに、販売者や僕の利益が大きくなるのであればそれはそんなに悪くないような気がします。値段も1万ちょっとの差ですし。

ということで、ここの会社から依頼を受けるときには注意したいと思います。


stock_value at 15:17│Comments(0)TrackBack(0)日々:2010年 

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