2010年08月27日
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会社で ML110 G5 を購入しました。事情があって最安のスペックを購入しました。僕としては反対でしたが、予算の制約も大きく購入となりました。(ちなみにこのサーバーのスペックが悪いと言うよりも、CPUなど満足なスペックを選択できなかったという意味です)

このサーバーのRAIDコントローラーは以下の通り認識されています。
Adaptec Serial ATA HostRAID

ここで Windows のセットアップ完了後に、デグレート - 再構築 のテストを行いました。RAID は当然ですが、復旧できなければなりません。しかしRAIDのトラブルでは、この復旧の時に結構起こるものです。

ということで、必ずデグレートを起こしてからの復旧をテストします。

今回、デグレートをわざと起こして、リビルド(再構築)を行いました。すると、異常なまでに時間がかかるのです。
ざっくりと計算すると、 1T の容量で、1週間以上かかる計算でした。

これはおかしい。ということで色々調査してみました。まずWindowsのディスクアクセスが問題となりそうですが、これはインストール直後で、何もインストールしていない状態なので、除外しました。

キャッシュについても、いくつかいじってみましたが、やはり同じように変化無しでした。
Adaptec Storage Manager から、Rebuild を行う際のCPUの優先度を設定することができるようでした。
ここで優先度を high に変更したところ、劇的に早くなりました。完了まで5-6時間です。

なお本件は、会社の別な人が結構な時間をかけて悩んでいたようですが、僕が調査をしたところ、1時間ぐらいで解決することができました。えっへん。


stock_value at 12:40│Comments(0)TrackBack(0)技術:2010年 

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