2010年09月29日
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会社にTeraStationがありました。これは特に使っておらず、最近になってお客様が、ちょうどNASを欲しがっていたので、安価で譲ることにしました。

ディスクを交換し、大容量にしました。今までは250×4だったのですが、今回は、1T×4としました。また、RAID5は信頼性の関係から僕はあまり信じていません。なのでRAID1×2で利用してもらうようにお願いしました。とはいっても1ドライブあたり、1Tもあるので当分は大丈夫だと考えています。

さてディスクの交換方法ですが、今まで一度に4ドライブを交換した場合に、うまくいかないという話を聞いたことがありました。

僕の勝手な予想では、1つのHDDに起動の際にキーとなる情報が書き込まれているのではないかと。そのため、まずは1番と2番のHDDを交換しました。この状態で起動すると全く問題無く起動することができました。

問題はここからです。
3番と4番のHDDを交換すると、ブートイメージが無いというエラーが出てしまいました。4番を元のディスクに戻して、3番のみ交換しても同様にエラーが表示されます。
そのため3番は元のHDDのままにして、4番のみを先に交換しました。この状態で、3番と4番のHDDをRAID1にします。

RAIDが組み終わったら、3番のDiskを交換します。この状態で起動は問題ありません。RAIDがデグレートしているので、一度RAIDを削除し、1Tのディスク同士でRAIDを組んで完了です。

ちなみに、1T×2で RAID1 を組んだ場合、完全に完了するまでに約330分かかるようです。(もちろんDiskチェックなどのトータルの時間なので、この時間すべてで運用が停止するわけではありません。)

とりあえずTeraStationは一気にHDDを交換するのではなく、少しずつやって方がいいということです。


stock_value at 21:08│Comments(0)TrackBack(0)技術:2010年 

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