2011年01月17日
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Yamaha ルーターをよく利用しています。本当によく利用しています。
ありがちな設定で、netvolante dns があります。

これはダイナミックDNSのヤマハの独自サービスです。(ダイナミックDNSについては各自調べてください)

IPアドレスが動的な場合、その拠点や機械にアクセスすることが難しくなってしまいます。拠点のIPアドレスを知りたい場合というのは結構あります。たとえばVPNを利用するとき、リモートアクセスでメンテナンスをする場合などでしょうか。

固定IPはやはり価格面でのネックがあります。安いところでも数千円はします。またメンテナンスや、そのほかのために固定IPを取得するのをイヤがる会社さんがあるのも事実です。

などなどから、netvolante dns は大活躍です。

さてそんな便利な netvolante ですが、設定を間違えると「気持ち悪い事」になってしまいます。
具体的には netvolante で最初に登録するとします。たとえば example としてホスト名を登録下とします。するとそのホスト名が一番最初だった場合、[example.aa0.netvolante.jp] というFQDNが決定されます。他に example でのホスト名が登録されていた場合には aa1・aa2・・・ab1・・・ という形でどんどんと増えていきます。

コンフィグにも、
netvolante-dns hostname host pp example.aa0.netvolante.jp
という記載がされます。

さて、もしここで上記コンフィルを消してしまう場合があります。それはルーターの初期化ということもあるでしょうし、設定ミスということもあるでしょう。中古での売却などによる初期化もそうです。

このとき netvolante dns サーバーには example.aa0 の情報が残ってしまいます。そのため、同じルーターで再度 example で FQDN を取得すると、 example.aa1 となってしまうのです。同じルーターなのにこれは気持ちが悪いですね。
ということでこれを回避する必要があります。

続きは次回に。


stock_value at 13:48│Comments(0)TrackBack(0)技術:2011年 

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