2011年04月08日
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vlan の設定をしていると、たまに迷うことがあります。

それが、ポートにタグの設定をしているとき、タグなしのパケットがきたらどうなるの?と。

通常は通信できないってことで特に問題無いのですが、たまに問題になる場合があります。


たとえば IP-TEL が接続される可能性がある場合、IP電話がつながるのであれば、電話用のタグVLANの設定をしておけば大丈夫です。(IP電話機は通常タグを正しく処理できるので)
しかしそこには、PCを接続する可能性もあると・・。PCの場合タグを正しく処理できない可能性が高いのです。(そもそもPCに、所属するVLANの設定などしないですし。)

そこで理想としては、タグ無しのパケットが来た場合はデフォルトでこのVLANという設定ができればいいのです。

Ciscoでは NativeVLAN の設定を行います。これによって、たとえばIP-TELが接続され、タグ付きのパケットの時には、そのように処理され、そうじゃなかった場合(PC等)については、NativeVLAN に所属する VLAN として処理されるようになります。

# switchport trunk native vlan 100

ちなみに H3C のスイッチの場合は、pvid になります。


参考
Catalyst SwitchでのVLAN(Virtual LAN)


stock_value at 12:14│Comments(0)TrackBack(0)技術:2011年 

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