2011年07月31日
このエントリーをはてなブックマークに追加
ある程度のリーダーシップを発揮しなければならない場面で、僕は僕自身があまり能力が無くて本当によかったなぁと思うことがほとんどです。

なぜなら、結果が出せない理由が非常によく分かるからです。だからチームとして一緒に結果が出せないことに取り組み、個人としてはもとより、チーム全体としても結果を出していく。そのような方法ができますし、何よりもそうしなければ、僕個人の出せる成績はたかがしれています。そして何よりも僕は働きたくないんだ!

一方で優秀な人は個人で結果を出すことができます。だからリーダーシップが必要になったときに、「なんでだ」の一言で本当に終わってしまうのです。また「じゃあ俺がやるからいいよ」といって仕事を奪ってしまうとか。
だから仕事ができる人のリーダーシップはチームとしては非常に難しいと僕は思っています。部下も窮屈じゃないの!って。


そんなリーダシップの話で、非常に優秀な友人がいます。そしてせっかくの機会なので。ということで、非常に手を焼くであろう後輩のマネージメントをすることになりました。後輩は考え方や行動力は非常にすばらしいのですが、納得するまでに時間がかかることや、手柄やその行動から生まれる結果、その目的やすばらしさをしっかりと、しかも簡単な言葉で説明をしなければなりません。さらには、ちゃんと行動に移すまでのモチベーションの管理も必要です。
しかもそれだけではなく、その後輩は放っておくとすぐに暴走してしまうため、マイルストーンというか、ステップをちゃんと管理する必要があります。
ただし、根は素直ですし、持ち前の能力もあるので、方向性さえ間違えなければちゃんと結果がでるであろうと思っています。

そしてリーダーシップを取らなければならない方は、素直だという容易さだけで、あとは1から100まですべてリーダーがマネジメントする必要があります。それが面倒だと投げてしまえばそれまでですし、それができるようになるのが、マネジメントの第一歩であると僕は考えています。

話を聞いていると、すでに軽い軋轢や方向性の違いが出ているようです。僕はうまく間に入って、後輩に対しては気持ちよく仕事ができるように、リーダーに対してはうまく後輩のマネジメントができるように。がんばって裏方に徹したいと思います。

そうやってリーダーがよりリーダーらしくなったときにはきっと僕にもメリットがあるんじゃないかと信じています。


stock_value at 12:35│Comments(0)TrackBack(0)考え 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔