2011年09月12日
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とりあえず会社の人に言われたので。簡単に調査と確認だけしました。

一通り接続が完了している環境が用意されていました。

あんまり環境は分かりませんが、
センサー -- コントローラー -- 管理端末
+警子ちゃん


という状況の用でした。
センサーから例えば温度などを計測し、コントローラーに蓄積される。蓄積された情報は管理端末で確認できる。という内容だったように思います。

またセンサーの温度が閾値を超えたり、下回ったりすると、管理端末がそれを認識し、警子ちゃんにコマンドを送信。警告ランプが光るという仕様のようです。

会社の人は、どうやっても警告ランプが光らない。そのように困っていました。

まずは管理端末は何をしているのか、警子ちゃんはどのような状況でランプを光らせるのか。それについて調べました。コントローラーはとりあえず状況把握のために無視することに。

要するに以下のような感じ。
警子ちゃん -- 端末
この環境で、端末から警子ちゃんの警告ランプを動かせれば、間にコントローラーが入っていても、切り分けは比較的容易になります。

最初の状況では、コントローラーが悪いのか警子ちゃんが悪いのか。端末が悪いのか区別が付きませんので。

調べてみると、端末から rsh コマンドを発行することによって、直接警子ちゃんのランプをコントロールできる事が分かりました。そしてどうやら管理端末なども、閾値を超えたときにはコマンドを発行しているようでした。

そのコマンドが以下のような内容でした。
rsh [警子ちゃんIP] RLY1 TurnOn

端末(WindowsXP)から rsh コマンドを実行。最初は(invalid command)ということで、いまいちうまくいきませんでした。
そこでファームウェアをアップデート。

古いファームウェアでは表示されていなかった、 「RSH/SNMP モード」にチェックを入れて、再起動。

その後無事に警子ちゃんのランプが光るようになりました。

以上のことから、警子ちゃんの動作は問題が無いことが分かりました。あとはコントローラー等等のもろもろの原因が可能性として考えられるので、そのまま担当の方に引き継ぎました。

その後何か動きがあったらまた報告したいと思います。


しかしWindows/Linux で rsh コマンドが発行できるのであれば、バッチやシェルスクリプト書いて、タスク・cron で定期的に実行すれば、すぐにステータスの確認ができますね。大変おもしろいと思いました。


stock_value at 15:40│Comments(0)TrackBack(0)技術:2011年 

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