2011年09月02日
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プロとアマチュアというのをわけるのは案外難しいような気がします。よく言われるのは、その行為でお金をもらっているのか。というのが一つのプロなのかアマチュアなのかを分ける基準の一つです。

しかしお金をもらうアマチュアというのも、場合によってはあり得ます。例えばパソコンの設定などはいい例で、ちょっと詳しいというレベルでも、謝礼という形で金銭を受け取ることはあって、それはプロとして分類してもいいのか。しかしアマチュアなのか。という問題があるのです。

もちろんお金をもらう、もらえるというのは、重要な要素の一つだと思います。しかしそれだけでも無いような気がするのです。

意識も重要な要素だと思います。結局のところ、言ったもん勝ちというのか、自分がプロを自称したら、それはそれで、プロを構成する要素の一つの気もします。


そしてプロにしてもアマチュアにしても、一芸がありそれに期待を寄せる場合には、非常に難しいことが起きてしまいます。
例えば僕に対して、パソコンの設定を個人的にお願いされた場合。もちろんそれはたいした手間でなければ、あまり気にしませんが、手間だった場合はどうするのか。プログラマーだったらもっと面倒な「ちょっとした」ことを依頼されるかもしれません。
有料ですといってしまうのか、親切心で無料でやるのか。非常に難しいところだと思います。

PCの設定であれば、有料・無料の程度で済みますが、もっと他のことの場合には難しいと思います。例えば料理人の人に調理をお願いするとか。
「調理をするのはいいけど、しっかりとした厨房施設じゃないとやらない!家庭のキッチンじゃできません」なんて断られてしまうかもしれません。

友人として頼った場合には、厨房施設〜という理由には大変納得のいくものです。友人としてプロの仕事を期待したのであれば、それは依頼する側としての意識の低さの問題だと思います。
しかしプロとして有料で頼った場合には、上記の回答はどうなのかと考えてしまうのです。プロである以上、それは友人関係とは切り離し、与えられた条件のなかで最高の結果を出すことが求められるような気がします。もちろん家庭のキッチンに立つことが本職ではないでしょうから、その考えは十分に理解はできるのですが。

プロという言葉でも、色々な考え方があるので、やっぱり芸に秀でている人は難しいと思いました。



stock_value at 20:59│Comments(0)TrackBack(0)考え 

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