2011年09月03日
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少し多めの人数をまとめながら、企画をするようなことがありました。企画運営は10名ちょっとでしょうか。

僕が基本的なコンセプトや内容をまとめ、その趣旨に賛同いただける方を企画・運営ということで、一緒にやろうという話をしたのです。

今までそういう経験は皆無ではありませんでしたが、僕が音頭を取るのは、そうそうなかったので、大変貴重な体験でした。

僕の手法としては、僕がリーダーシップを発揮して、トップダウンで何かを決めていくようなことができません。不思議なのは、仕事の場合、どちらかというとトップダウン方式が多いのに、イベントごとでは、ボトムアップ方式が多い気がすると言うことです。

コンセプトや趣旨は僕の中では大枠が最初から見えていました。といっても僕が考えたのだから当たり前です。
しかしその趣旨は繰り返し、本当に繰り返し説明する必要がありました。しかもそうやって説明をしても、しっかりと伝わりきっているのか自信がありませんでした。

もちろん伝わる内容が少しずつ曲がってしまっている可能性も否定できません。
と、趣旨ももちろんそうですが、趣旨を元にした数々の発想。それも難しいところです。

例えば僕は数々の企画は、まとめてごちゃごちゃにするのもおもしろいと思っていました。それは幕の内弁当のような、色々な企画を少しずつ楽しむというのは、十分にあり得ると思っていたからです。
一方で、そのような考え方は大変失礼になる可能性もあります。「数多いメイン」という考え方に賛同してくれる人は非常に少ないですし。もちろん詰め込みすぎの場合には、参加者にも申し訳ないことになってしまいます。

しかし、必ずしも一つの企画や展示に絞られる必要は無いと思っていました。が、なかなかそういうのは伝わりにくく、一つに絞るべきとか、あまり多いとコンセプトがぶれるという意見も多く出ました。もちろんもっともな話として僕は納得です。

今回のイベントは、僕としてはかなり意見を集約しながらという方法を取りすぎたような気もしています。次はトップダウンで色々決めるのもおもしろいかな。


stock_value at 21:04│Comments(0)TrackBack(0)考え 

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