2012年09月15日
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概算の見積を作ることがよくあります。当然のことで、お客さんは相場だったり予算の確保のための目安を知りたいのでしょう。なにもその価格で話を本格的に進める訳では無いと思いますが、ざっくりどの程度を意識しておけばいいのか。という話なのだと思います。

例えばちょっとしたファイルサーバーの構築の時、その価格が10万なのか100万なのか1,000万なのか。まさか1億なんてことはないでしょうし。

10万だったら概ね20万以下ということを会社で審議することになるかもしれませんし、例えば概算で10万だったら、「その価格は超えることは無いですよね?」という念を押しておけばまず間違いないと思います。

しかしたまに驚くような依頼が来ることがあります。

概算見積の中で値引きもしてほしいというのです。
僕はこれがいまいちよくわかりません。

概算価格というのは、上記の通り相場の雰囲気を知るためのものだと思っていました。そのためそこに値引きが入るというのはどのような意味になるのでしょうか。概算での値引きというのは正体不明です。

だいたいにおいて概算価格というのは、情報が不明の中で作られることがほとんどです。例えば社員数が10人ぐらいだったら、ファイルサーバーとして一般的には10万ぐらいを考えてあれば十分です。といった感じ。

だから概算の状態は事実と異なることがよくあります。その状態での値引きなどは、まったく保証ができません。
そう考えると、なぜ概算価格で値引きを求めてくるのかとても不思議でもあります。



stock_value at 12:08│Comments(0)TrackBack(0)日々:2012年 

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