2012年12月15日
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僕がいわゆる SE をやっていて、よく受ける相談というのがあります。
その一つは、今まで兼任で作業していたけども、そろそろ限界が来るというパターン。

痛いほど気持ちが分かります。
いくつかの理由があるのですが、兼任で他に仕事がある中で、細々とした作業に忙殺されることのわずらわしさ、というが一つ。
もう一つが、知識の限界です。細々とした作業をやらなければならない煩わしさ、というのは、そういうサポートをするのが好きであればそこまで苦にはならないような気がします。メールの設定とか、定型的な作業も多く、最初の何回かのトラブルを経験すれば、またか。ということで対応が可能です。

しかし、規模が少しずつ大きくなると、今までとは違う新しい問題が発生してくるのです。

例えばサーバーが重い、遅いということ。今まで数人であれば、負荷も少なく遅くならなかったのに、人数が増えて重くなる場合。また今までであれば再起動などで、原因がわからなくても、無理矢理解決してたのが、その頻度が増えて負担になったり、その解決方法が現実的でなくなってくる場合などです。

こまごまとした作業はまあ仕方が無いとしても、遅いという原因不明のトラブルを解決してくれと言われても、非常に困ると思います。それが兼任者が大変だと思う理由です。

僕の場合、中規模ぐらいまでは経験を少しずつ詰めています。だからいわゆる兼任していたぐらいの規模の会社であれば、まずまず問題無く対応することが可能ですし、相手のプレッシャーや煩わしさをある程度は解放させることができます。
もちろん僕自身も小規模であれば十分に経験があるので、あまり緊張することはありません。


一方で、僕自身が中規模ぐらいのサーバーを構築、メンテナンスすることがあります。これは僕自身も大変緊張することです。
兼任者が小規模な会社から中規模な会社になるときに起きていたことが、僕自身にも降りかかってきます。
幸いなことに、今までは特に問題になったことはありませんが、やっぱりそれでも初めてのことや、扱ったことの無い規模になると不安はあります。その不安を払拭するためにも日々勉強が必要ですね。


stock_value at 20:16│Comments(0)TrackBack(0)考え 

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