2013年03月29日
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サーバーのリプレースの案件がありました。
今まではWindows2003やらで動いており、そろそろハードウェアも古いので、新しくしようという話が出たのです。10年近くハードウェアを利用していたので、僕もそれを使い続けるのはとても怖い事だと思っていました。

ハードウェアについては、弊社に依頼が来て、ソフトウェアについては、引き続き開発会社さんに保守を依頼され、お客・開発会社・弊社という3社体制でプロジェクトは進みました。

今までもそのような事は多くありますし、ソフトのどこまでの面倒をみるのか。という違いはあります。が、僕は今までソフトのインストール、基本的な設定まではカバーすることが多くありました。その方が再インストールなどの時に、弊社だけで簡潔する可能性が高くなるから助かるのです。

今回も、同様に考えていました。基本的なSQL Server のインストールまでは行い、データやアプリケーションについては、お願いしていたのです。

当初の要件もしっかりと聞いていました。当たり前ですが、旧システムが、新しいサーバーでも動くのだろうか?という話。問題ありません。そのように打ち合わせで聞いていました。

今回移行を行うと、いくつかのトラブルが発生しました。そしてそれは、軽微とは言いがたいレベルのものでした。
ユーザー認証の方式などを考えても、当初想定していた要件にはあっていますし、できないワケがないと考えていました。
となると、あとはサーバーOSの違いや、SQL Serverのバージョンによる違いなのだろうか。と。

何度問合せをしても、「今までの通りのサーバー構成であれば動きますよ。動いていないって事は、今までと違うんでしょうね。」そのような回答でした。結局、なぜ動いていないのか。という事や、どうすればいいという話が一切出てこないのです。

1-2日を僕は客先に張り付き、さまざまな方法を試していたのですが、あまり進展はありません。
結局全部自力で解決するという目標を持って、今回のトラブルに当たりました。結局ユーザーアカウントの認証方法による違いであると判明したので、解決することができました。

それにしても、一切アドバイスをもらえず、トラブルが発生しているときにも、我関せずというのはあまりにもひどいなぁと僕は感じました。そしてそういう会社もあるんだと。とても勉強になりました。


stock_value at 13:24│Comments(0)TrackBack(0)技術:2013年 

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