2013年04月01日
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最近ファイルサーバーのリプレース案件を行いました。
完璧とは言えない仕上がりで、大変申し訳なく思っています。

反省点などを踏まえメモをしておきたいと思います。

経緯
そもそも利用していたファイルサーバーは、だいぶ経年しており、まだ利用が可能とはいえ、そろそろ新しいサーバーにしてもいいころでした。予算の関係などもあり、私どもに新しいファイルサーバーに移行したいという依頼がありました。

利用の形態としては、そこまで激しい物ではなく、50人ぐらいの人たちが利用し、日々アクセスしている感じでした。容量も100Gを少し切るぐらいでしたし、今までの状態を考えてもそこまでシビアな要件ではありませんでした。


移行の流れ
まずはサーバーを構築し、それは問題ありませんでした。
移行の時は以下のような手順を行ったのです。

事前にデータの同期を行う。
サーバーを止めて差分の同期を行う
サーバーを入れ替える
サーバーの名前を変える

という手順でした。
また、同期を行う際にはDHCPによるIPの割り当てのまま行っていました。

この作業自体は問題無く完了し、すごく順調でした。

しかしIPアドレスを変更することを忘れていました。(つまりDHCPのままでした)
このこと自体は、今回の場合には問題にならないと考えていました。

そもそものサーバーのIPアドレスがDHCPで割り当てられたものを手動設定しているように見受けられたため、IPアドレスによる運用はそこまでシビアに行っていないと考えていたのです。また事前の打ち合わせでもそのような事はあまり話題にならず、確認ミスではありますが、名前による利用を行っているのだと考えていました。

入れ替えが完了し、翌朝になって、サーバーにつながらないという話をチラホラと聞くようになりました。
各PCを見ると、IPアドレスによってショートカットなどが作られていたのです。話を聞くと、「かつてはIPアドレスによる運用が推奨されていた」と。

たしかに昔は名前解決の方法が稚拙だった頃は、IPによる運用を推奨したことは僕自身もあります。それを責めることはできません。しかし今回はIPアドレスも変えて、ちゃんとしたサーバーセグメントに移動させたいと思っていました。

管理者の方と相談をした結果、今回のことをキッカケにIPアドレスでの運用は廃止し、名前によるアクセスに統一するという結論になりました。(個人的には無用なトラブルを避けるためや、アクセスできないという指摘を避けるためにもIPアドレスを古いサーバーと同一にしてしまうのが簡単であるとは思います。が、もちろん今後のことを考えると運用はある程度統一されていた方がいいと思っています)

また、テスト時に発見できなかったのは、古いサーバーにアクセスできてしまっていたためでした。

このことから、移行のテストについては、既存のサーバーは一時的にでもネットワーク上から切り離すべきだと考えるようになりました。


stock_value at 14:00│Comments(0)TrackBack(0)技術:2013年 

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