2013年07月04日
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今まで突然の倒産の話はいくつか聞いています。しかし最近聞く倒産のパターンは非常に巧妙だとかんがえています。
会社に金融機関などが足繁く通ってきている場合などは、倒産や危ない状況に気づくことができるかも知れません。もしくはサラ金とか?

今まで聞いたことのある倒産は、どれもそういった種類の物ではありませんでした。

だからおそらく唯一気づくことができるキッカケは、給料の遅配だと思います。給料が遅配する会社はほとんどの場合危ないと考えて良いのではないかと思います。そもそも遅配するような資金繰りでは、遅かれ早かれ倒産です。沈んでから抜け出すのは難しいでしょうから、最初もしくは、初期の遅配の頃にさっさと転職してしまうべきだと思います。

じゃあ。そういっても僕がそれをできるのかと想像すると、とても難しい事だと考えています。だって、遅配している中で退職の申し出をしても、給料の支払い優先順位は後回しにされそうですし。ってことは1ヶ月まるまるただ働きになってしまうのか。。と。
もちろんその後の泥沼にはまることを考えたら、1ヶ月の給料は請求しつつ、早々に見切りをつけた方が良いとは思います。しかしなかなかその決断は難しいですね。

もちろん財務諸表を見てしまえば、会社の健全度はある程度わかります。社長が個人保証・連帯保証をしてて、いきなり負債が計上されてしまう場合はアレですが、通常の資金繰りの中であぶないのかどうか、というのは分かるでしょう。しかし会社はそれを見せたがらないと思います。全部の数字が出てしまうわけですし。

そう考えると、遅配以外でどうやって気づくのか。とても難しい話だと僕は思っています。


stock_value at 16:39│Comments(0)TrackBack(0)日々:2013年 

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