2013年09月18日
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紹介をいただいた案件で、「以前中小企業に設定をお任せしたら対応がよくなかった。それから中小企業には不信感を抱いている」そのように言われたことがありました。

もちろんその中小企業というのは、僕の働いている会社ではありません。

しかしその言葉が出てくる、根底にある考え方というのは何となく理解できるなぁと思ったのです。
なにもしれは中小企業が悪いというわけでも無いですし、技術力がどうだということも、ほとんどありません。
ただ、人材の層の厚さの違いについては、事実であると考えています。

中小企業の場合、担当者は1人です。そのため、性格とかの相性もそうですし、求めているレベルに達していない場合など、交代を求めることができません。取引が中止できるような商品の場合は、中止したりその担当者とは疎遠になれば良いだけの話です。

しかしシステムなどの場合、営業や構築の人とは違う人で、なおかつ性格の合わない人が運用担当についた場合など。。。悪夢のようなものです。変える事も難しいですし、取引を中断するわけにもいきません。
大きな会社であれば、担当者を変えてもらうことや、そもそもチームで担当してくれるかもしれません。

そういうのが中小企業では起こってしまうように思います。
逆なメリットもあります。良くも悪くも、当たりの担当者を引くと、さまざまなメリットがあります。大きな企業でれば、そういうことはまずありません。
当たりの人材は、大きな会社の担当者になってしまうでしょうし、現場以外の作業かもしれません。

中小であれば、その辺はすべて一人でこなすので、当たりの人材が担当してくれれば、知識レベルは申し分なく、人柄もよく、レスポンスも早い。そういう状態が起こるのです。

紹介を受けたお客さんは、ハズレの担当者を引いてしまったのだと思います。我々は決してハズレの人材はいないと信じていますが、そういうことはマレにあるので、仕方のないことでもありますね。そういう場合は、速やかに担当者を変えることがとても大切だと考えています。


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