2013年10月28日
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僕は素直という言葉がとても嫌いです。
何を持って素直なのかというのが、とても主観的であり、なんでもハイハイと言うことを聞くようなYesマンが素直であれば、そんなことはクソくらえ!と。

一方で、反省すべきは反省することはとても重要だと考えています。
そしてこのときの、反省というのは、自分由来じゃ無い場合があるのもまた事実です。
さらに、他人からみての反省と、自身が顧みることの反省は微妙にニュアンスが異なります。

僕の部下で、まったく反省しない者がいます。
僕はそのことについては、あまり何とも思っていません。「反省するべき事柄ではない」と本人が考えて、その結果なのでしょうから、それは尊重したいことだと考えています。

しかしそれだと問題が生じるのです。
他人から見たときに、「あいつは反省していない」そのような評価になるのです。そしてこれはとても問題だと考えています。

つまり本人が本当に反省しているのかどうかに関係無く、反省しているように見せるそぶりはとても重要ではないかと。

悪意をもった行為以外であれば、たいていのことは、ミスや失敗も理由があり、それが反省につながらない場合はよくあります。
例えば渋滞に巻き込まれて現地の到着が遅くなった場合。

本人としては、渋滞なのだから仕方が無い。そのように考えるでしょう。
相手としては、渋滞を予想してそれでも遅れないようにするのが当たり前だと。

僕としては、そういった理由はどうでもよくて、相手が問題視してるんだから、反省しているような態度をとれ!と。そのように思うのです。自分の意思とは関係無く、相手の意思に合わせて行動をするとうまくいくことがよくあります。
渋滞なんていいわけするな!とは思いません。遅れた事情を話して、遅れたことをお詫びすればたいていはそれで丸く収まるのでは無いかと考えているのです。

このような考え方を部下を指導している中で、促すことができるのか、非常に心配でもあります。


stock_value at 19:24│Comments(0)TrackBack(0)日々:2013年 

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