2013年10月27日
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昨日に続いて部下の話。
社内からいくつかの不満を聞くような部下がいます。

もちろん人のことなので、不満があるのは何ら問題だとは考えていません。しかしその不満の影響がどの程度大きいのか、今後大きくなるのかが重要であると考えています。

そうした中で、サボっているとか、ラクをしようとしてばかりいるという評価を聞きました。
この場合、その人の利益などのいくつかの評価指標が達成されていれば問題だとは考えていません。

だってちゃんと成果を上げてサボるのは、ラクをするのはとても重要で大切な事だと僕は考えているからです。

しかし今の段階ではとても残念なことですが、そうはなっていません。
成果も出ていないのに、そのような評価が周りから出ているのは問題だと考えています。

自分が最初から最後まで関わる案件は責任を持って対応する。しかし誰かの案件を手伝うような場合は、手を抜く。とか、新規の案件をお願いすると、トレードとして、他の案件を頼まれるとか。何かお願いすると、イヤそうな顔をするとか。

で、僕自身は(自分の部下とはいっても)あまり仕事で関わらないので、そういうことについて気になったことはありませんでした。
しかし当然そのような評判を聞けば、本人にも話を聞かなければ分かりません。

ということで、聞いてみたところ、「そんなことはしていない!第一自分がお願いしても、誰もやってくれない」そのように言うのです。
で、僕としては、このことが一番問題だと考えています。

本人として、周りからのそのような評価を聞けば、いくつかの反論がしたくなるでしょう。それはどうでもいいのです。
しかし自分としての持論を展開したところで、その結果で周りの評価が変わるとは思えません。
つまり、今の考え方行動では、周りの評価はそのまま固定されるのです。それがイヤなら、成果を出して周りからの意見を無視できる状態にするか、今とは違う態度・行動をして周りの評価を変えるしかありません。

成果が出ているから生意気になるのであれば、僕は素晴らしい事だと考えています。
しかしとても残念なことに、生意気になるのは、だいたいの場合成果が出ていない人だという傾向がとても強くて、すごくそこが残念に感じています。


stock_value at 19:25│Comments(0)TrackBack(0)日々:2013年 

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