2014年03月04日
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ある程度のサーバー構築の経験を積むようになってから、今までのサーバー構築とは考え方が変わってきました。今まではコストが非常に重要で、そこ ”のみ” を重視しても、問題になることはほとんどありませんでした。

しかし最近は、コストよりもパフォーマンスが重要だと考える局面が増えてきました。(というよりも、それが一番重要で、かなり慎重に行わなければならない程です)

その中でも、CPUについては、今まで通りの考え方でも通じる場面が多いように思います。CPUは性能がどんどんと上がっているので、通常利用ではボトルネックになることはほとんどありません。僕が主に扱う作業では仮想化してもCPUには余裕があることがほとんどです。

それにくらべてディスクが非常に難しいのです。
扱うデータ容量が以前に比べてずいぶんと増えました。そしてHDD1基あたりのディスク容量は順調に増加していますが、インターフェースの速度が全然増加しません。そしてそれがボトルネックになります。これはネットワークにも言えることです。

先日、ファイルサーバーのリプレースを行ったという記事をかきました。このとき、オンボードのRAIDを利用したのですが、パフォーマンス測定するためのベンチマークでは、100M/s ぐらいの速度しか出ていなかったのです。もうすこし規模の大きい環境を触ることが多かった僕としては、ちょっとパフォーマンスが心配になってしまうレベルでした。(オンボードだから仕方が無いのですが・・)

しかし実際には、リプレースすると早くなったという声を聞きましたし、なによりもサーバーの作業は以前に比べてずっと快適になりました。

CPUなどの余裕とは違い、ディスクのことについて慎重に検討するのはとても重要なことだと考えています。
※あとはネットワークもね!


stock_value at 13:21│Comments(0)TrackBack(0)技術:2014年 

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