2014年06月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加
ピンチ!ということは、最近はほとんどありません。かつてはFW(ファイアーウォール)の設定を変更したら、全通信が遮断!なんてこともありましたが・・。

最近になって発売されている、RTX1200 などでは、IPアドレスはデフォルトで付与されていますし、DHCPサーバーにもなってくれます。だからコンソールケーブルは必要なく、Telnetができる端末があればどうにでもなるのです。

RTX1000はもちろん初期IPは付与されていません。この機種をさわるのであれば、コンソールケーブルは必須です。しかもだいたいノートPCで設定しますので、USB-シリアル の変換ケーブルも一緒に必要ですね。

さて、そういうことで注意していたのですが、 RTX1100 の場合はどうだったか・・。忘れていたのです。そして油断していました。
シリアルケーブルが無い状態で設定しようにも、IPアドレスが付与されてない??そんな感じでした。
そして手元にはケーブルがないので、もはや手出しができません。

RARP:Wikipedia などを利用する方法もあるようですが、Windows7では敷居が高そう。
MacなどのUnix環境ならいけるのかもしれません。

そこで以下のHPが見つかりました。
「デフォルトIPアドレスなし」の機器にTELNETする
以下に一部引用します。

>このルータはIPv6が有効になっています。
>ですが、リンクローカルアドレスがEUI-64形式かランダムかまでは分かっていません。
>なにか手がかりになるかと思い、PCからリンクローカル全ルーターへのマルチキャストで
>「ping ff02::2」してみました。
>
>画面上はタイムアウトになっていましたが、パケットキャプチャ
>してみるとルーターらしきものからreplyがありました。
>
<<画像省略>>
>
>ルーターのMACアドレスと比較したところ、これはルーターのアドレスで
>EUI-64形式のようです。そこでTELNET。(下位24bitはダミーです)
>telnet fe80::2a0:deff:fe12:3456
>無事繋がりました。

僕の環境では、WAN2にONUからのケーブルを接続していたときに、IPv6の応答がありました。(詳細は確認していないのでわかりません)
上記サイトの通り、 ff02::2(マルチキャストアドレス)に ping をすると、Wireshark(パケットキャプチャ)で反応がありました。

そしてその IPv6のアドレスに telnet を行ったところ問題なく作業ができました。telnet してすぐにIP当てたよねw

参考
YAMAHA RTX1100 ルータ 初期の初期
In search of RARP server for MacOS


stock_value at 10:21│Comments(0)TrackBack(0)技術:2014年 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔