2015年01月12日
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今まであまり意識していなかったため、ハっとさせられてしまいました。

ルーターのVRRPによる冗長環境で、LAN側のトラブルはまったく問題ありません。
僕はヤマハをよく利用しますが、VRRPはあまりやったことが無く、そうはいってもLAN側はすぐに設定することができていました。


機器の電源がOFFになったり、LANケーブルが抜けたりするような障害はVRRPは非常に効果を発揮します。
しかしWAN側のトラブルとなると、VRRPでは障害が発生してしまいます。
優先ルーターにパケットが着信しますが、そこからWANに出られないためにネット閲覧ができなくなってしまいます。

つまりVRRPの設定を入れただけではまだ中途半端だということ。
YamahaでVRRPの設定をした場合には、ip INTERFACE vrrp shutdown trigger VRID INTERFACE を入れないといけません。
CiscoのHSRPの場合にはトラッキングインターフェースの設定ですね。

■参考
6.4.2 シャットダウントリガの設定
@network Cisco・アライド実機で学ぶ > YAHAMAルータ実機で学ぶ > VRRPを設定するコマンド
@network Cisco・アライド実機で学ぶ > Cisco実機で学ぶ(CCNP) > HSRP(インタフェーストラッキング その1)

回線を冗長化させる(HSRPやルーティングの設定)


stock_value at 17:40│Comments(0)TrackBack(0)技術:2015年 

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