2015年07月17日
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今まで雷について2回ほど記事を書いています。
2011年07月02日:雷、落雷と家電の話。
2011年10月03日:サージプロテクター

被害の有無は別として、毎年落雷の話を聞きます。
そして数年に一度は大きな被害の話を聞くのです。もちろん、機器故障まで至らないにしても、UPSの故障程度の落雷であれば毎年数件は必ずあります。

去年の夏頃に、落雷対策について少し説明をすることがありました。
今年の夏もどうように、やはり落雷対策について、説明をしました。去年も今年も同じような考えですが、僕自身は電気の知識も無いので、毎回迷っていることがあります。
ということで、それらを整理したいと思います。

■PC/サーバー関係の落雷対策について
・電源
・LAN

電源については、UPSの利用で十分だと考えています。今までUPSを利用していたときに、大きな事故になったことはありません。もちろん、コンセントに侵入してくる前に、分電盤などでしっかりと遮断されているのかもしれません。
ただし予期せぬシャットダウンなどはありました。これはUPS由来によるもののようです。


一方でLANの対策は非常に難しいように思います。
落雷はどこにあるのかわからないので、予想されている適切な場所に雷が落ちた場合には、特に被害にならないか、せいぜい電源までの影響で済むようなのですが、落ちる場所によっては、LANや電話線などのケーブルに電気が乗ることがあるようです。
そしてこれは、そこまで珍しいことでは無く、頻繁ではないものの、たまに聞く話です。

LANや電話線には、雷サージプロテクターというのが販売されています。これは前回までの記事で書いたとおりです。APCなどいくつかのメーカーから発売されています。
アースを取るタイプのプロテクターと、もともと絶縁されているタイプのプロテクターがあります。

アースを取るタイプは安い。絶縁タイプは高い。そういう感じでした。

インターネット回線は、光回線であればケーブルは電線ではないので、そこまで考えなくても大丈夫のような気がします。ADSLとか電話線の方が注意が必要です。マンションで光回線でもメタル配線の場合には、やはり対策が必要です。しかも外部と接続されているのでなおさらですね。


■アースについて
アースに逃がすタイプの製品を導入する場合には、アースが必要だと思っています。しかし、アースを接続すると、アースからの逆流が考えられ、結局これが危険なのでは無いかと考えもあります。
いくつかの例では、あえてアース接続をせずに保護するというのがありました。特にLANの場合には、アース部分から侵入してくる可能性の方が高いのではないか。という考え方は理解できます。

一方で、アース接続しないと、LANから侵入してきた雷は防げないように思います。

絶縁されている製品は、、、使ったことが無いのでわかりません。が、なんだか頼もしいような気がします。


stock_value at 16:27│Comments(0)TrackBack(0)技術:2015年 

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