2015年10月02日
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お客様のところに、NASの設定に行きました。
今回は新規の設置だったのですが、いまどき新規というのは珍しいので、雑談で色々と話をしたときに、そのことについても聞いてみました。
すると、以前つかっていたRAIDの機械があったそうなのです。最近それが故障したということをいっていました。

RAID5で運用していたその機械ですが、あるとき突然壊れたらしいのです。RAID機器でありがちな、1本のDiskが壊れ、特に影響がでないまま運用し続けた結果、2本目のDiskも故障して、問題発覚という流れのようです。

そのため、今回導入する新しい機械については、そのあたりのことも気にしていました。
なお、故障したNASについては復旧業者に見積もり依頼を出したところで、検討中だと言っていました。やはり価格が高く、本当にその価値があるのか、悩んでいるそうです。

さて、新たに導入されるNASですが、正直なところちょっと価格優先で選びすぎているように思いました。
本件については、僕自身が提案した物では無いため、致し方ないのですが。。。

今回設定した商品は WD Cloud というものでした。
とても小さな本体で、NASの役割を持っているようです。Webから設定するだけの簡単なものでした。
この製品は個人向けの要素が強く、個人利用であれば、このNASに保存されているファイルに外部からアクセスできるなど、便利だと思える機能も持っていました。

一方で、本体だけではRAIDなどはできず、1台のHDDが内蔵されているようです。
そのため今回は2台購入し、日々バックアップの設定をしました。

今回の設定を行う事によって、1台のNASが故障しても、毎日のバックアップに復元ができます。そのため、最大で1日分のデータが消去されてしまいますが、今までの状態よりもよっぽどよくなったと思えます。
とはいえ、何事も無いことを祈るばかりです。


stock_value at 17:57│Comments(0)TrackBack(0)技術:2015年 

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