2015年10月05日
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今まで僕自身もそうですし、取引先の人や、友人など、様々な人たちが「早く出社する」という勤務をしていました。

僕自身は今となっては、労働時間によらず給料が一定の裁量労働となっています。ちなみに裁量労働で調べてみると、業種などに制限があるようです。僕自身がそれに該当しているかは疑問ですが、実際あまりスケジュールの拘束も少ないですし、給与面の有利・不利についても大きくないので気にしていません。
※ただし中小企業ということもあり、厳密に法律に従っているのか。労働者に不利な条件の可能性については不明です。が、もめるほどの問題と言うことでもなく、十分納得できる範囲で着地していると考えています。


他の人たちに早出の理由を聞くと、一つは通勤ラッシュを避けたいというものでした。この人は、5時とか6時に自宅をでて、1時間ぐらいで出社しているようです。出社してからは、メールの返信を行ったり。場合によってはネットを見たり、新聞を読んだり音楽をきいたり。会社で比較的自由な時間をすごしているようです。そして労働時間は、早く出勤したぶんだけ長くなっています。この時間の給料は出ていません。

他の人は、夜の残業時間は36協定などで厳しく制限されているようです。そのため、例えば20時を超えて残業の申請を出すことがそもそも不可能らしいです。もしそのような残業が必要であれば、個人に業務が偏っている可能性があるため、早々に相談し、業務を分散させるという考えのようです。
そのため、あと少し業務が・・・という場合には、その日の仕事は少量の残業で切り上げ、翌日1-2時間早く出社して業務を処理しているようでした。そしてこの場合にも給料は出ていないと言うことです。

僕は前者の場合の早出は、個人的な理由なので別に自由にすればいいじゃん。そのように思います。実際僕自身も、夏場に寝苦しくて早起きしてしまい、会社でエアコンつけてブログの更新でもするかー。みたいなことがたまにあります。なお僕の働いている会社は、そういうことは推奨されています。会社来て勉強すればいいじゃん。的な。

一方で、後者の場合。夜間の残業が制限されているせいで、自主的に早出をするというのは問題な感じがしました。なによりも労働基準法の理念からも逸脱しているように思います。

で、調べてみると、個人的理由による早出も残業による早出もどちらも望ましくないことのようです。確かに労働基準監督署や、もし退職者に訴えられた場合、会社にいる以上は、個人的理由であっても業務的な理由であっても、賃金は発生してしまいそうです。
また、情報の取り扱いに厳しい今なので、不必要に残業している人が問題であるように、不必要に早く出勤してくることも問題だと考える事もできそうです。

色々な事を考えると、早く会社に行く事一つとっても、なかなか自由にするのは難しいなぁと感じています。


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