2015年10月08日
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建築関係の仕事の場合には、社会保険への加入がとても厳密になっています。
僕自身はそういうのとは関係なく、社会保険に加入していますし、年金なども含めそういった心配は無い会社に勤めています。
一方で、建築関係の仕事の場合、そういった小企業や一人親方と言われる人たちに仕事をお願いすることも多く、こういうときには、加入を推奨していますが、それが強制ではないのも事実です。

※それとは別に、労災保険は非常に厳しくなっており、こちらは加入を厳密に求められます。一人親方の場合は特別加入も。

しかし最近ではそういうことにもとても厳しくなっており、保険に加入していない業者は、そもそも現場に入ることができない場合もあります。ただしそれは、労災保険だけだったように思います。
最近になって、社会保険も労災保険と同様に、加入を必須とするような動きがあるようです。
建設業の社会保険未加入対策について

※その他「社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン」も参照してください。

しかしこれは単純に加入を押しつけられるだけでなく、法定福利費ということで、既存の見積もりに保険に入るための費用を計上してもいいらしいのです。
この金額の目安は15%前後のようです。

もちろん社会保険の加入は重要なことです。しかし見積もりにこの項目を追加することは、価格の上昇を意味します。そしてそれは、取引先がイヤがることにならないのか。さらに他社がこの項目を経常していない場合、価格競争力が劣ることにならないのか。

建築業界が団結すると、こういうことは業界では常識になるような気がします。
しかしそれまでは、大なり小なりで不利にならないように注意が必要です。


stock_value at 19:03│Comments(0)TrackBack(0)考え 

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