2015年11月14日
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僕は仕事と感情はほとんど完全に切り離すように考えています。
もちろんプライベートでうまくいかないときや、とくに健康面で問題があるとき。早い話が風邪引いてるときとか、ごくまれにでてくる痛風発作のときとか。そういうときに、万全な仕事の能力を発揮するのは難しい時もあります。

しかしなるべくそれらと感情を切り離して業務をするのは当然ですが、お客さんと意見や内容が対立してしまうこともたまにあります。
ありがちなのは、予算と要望の兼ね合いなどでしょうか。

完璧を求めるのであれば予算は100万必要です。といって、僕が主張することはあります。
お客さんはでは、その内容で、60万なら出します。みたいなとき。失注するのか100万を用意してもらうのか。それぐらいしかないのですが、たまに10万ぐらいの値引きで決着することも当然あります。


最近つきあいのある会社で、既存の社員の人が、新しいシステムの導入について、色々と行動をしていました。
そして商品の選定や、利用範囲、適用される部門・部署など、社内的な調整はほとんど完了していました。もちろん僕もシステム屋として、サーバーのスペックや、クラウドにするのか社内にサーバーを設置するのか。いろいろなことをアドバイスを行っていました。

そして、最近。いきなりそのプロジェクトが白紙になってしまったというのです。

僕として思うところがあるのは事実です。だって、その人がいままで時間をかけて丁寧にプロジェクトを進めてきたことを知っています。そして僕たちもそれに協力し、様々なアドバイスを行ってきました。さらには、そろそろそのプロジェクトが実行に移され、僕の仕事にもつながる予定だったのです。
白紙になったあと、新しいプロジェクトチームが発足し、新たな体制で同様のことをすると思われます。そしてそれについても、僕はおそらく同様に関わることになるのです。だったら、最初に進めてたプロジェクトをベースにうまく変更していけばいいのになぁ・・・と思ってしまいます。

一方で、他の人からは、「たとえ状況がどのように変わろうとも関係ない。我々はお客さんから求められたことについて誠実に実行するまでだ」というニュアンスのことを言っていました。

確かにそれはその通りです。僕自身も今までのプロジェクトが白紙になってしまい、その担当者の方にはとても気の毒だと思います。もちろん僕自身も気持ちが分かるだけにつらいものがあります。一方で、新しいプロジェクトから意見を求められるようなことがあれば、それは全く関係なく、僕自身の責任を果たすだけです。

今後この件がどのように動くのかはわかりません。ひょっとしたら新しいプロジェクトの方がより僕に利益になるかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。過去プロジェクトに関わっていた業者ということで、切られてしまうかもしれないし・・・。
どうなってしまうのでしょうか。


stock_value at 14:09│Comments(0)TrackBack(0)考え 

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