2015年12月13日
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ネットワークが遅いという相談を受けることがあります。
このとき、いくつかのわかりやすいパターンであることが多いため、いつもそのようにアドバイスしています。
たとえば端末数が多い場合には、L3導入でネットワークの分割。
カスケードが多い場合には、なるべく少ないスイッチに直接収容。
100Mハブは論外。
誰がどのようにネットワークを利用しているか。インターネット回線を増設した方がいい場合も。

このようにいくつかのパターンに分類して解決しています。

最近になって、原因と費用対効果を確実に押さえたいということで、相談を受けました。
で、このときに気になったのは、HUBが非常に安いものを利用していたと言うことです。

ルーターなどでは、ショートパケットの転送速度というのが結構問題になることがあります。これと同じようなことがL2にもあるのではないかと。

で、調べてみると、
確かに、バッファローでは、スイッチングファブリックは十分な速度となっています。しかしノンブロッキングと表示されているのは、法人用のごく一部の製品だけでした。ということは、ショートパケットが多いような環境では、若干のボトルネックとなる可能性はありえるということでしょうか。※ただしショートパケットばかりということはないでしょうから、せいぜい20%も無いとは思いますが。

最近ではHUBの性能も上がっているので、いままでこれが原因だと思われるトラブルに遭遇したことはありません。
しかし本当にデリケートな場合には注意しなくてはならないと思いました。
※まあそのときには、アライドとかのちゃんとしたスイッチを購入すればいいのですが・・。


stock_value at 17:12│Comments(0)TrackBack(0)技術:2015年 

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