2016年01月10日
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トレーニングの一環です。
ESXiのバージョンアップを試してみました。
※Hyper-Vの場合であれば、OSの再インストールで対応すると思います。もしくは別筐体で用意してそちらにエクスポート→インポートでしょうか。ESXiの場合でも、本番環境であれば、Hyper-Vと同じようにやると思います。がテスト環境などでは、バージョンアップが容易にできそう?な感じでもあったので、練習がてらためしてみました。
■前提
アップデートは zip ファイルを利用して行います。ISOファイルで起動し、アップデートもできるようですが、今回はそれは行いませんでした。
1. まずは HP のサイトから ProLiant用にカスタマイズされた vmware をダウンロードします。
※ HPのサイトからリンクをたどっていくと最終的には vmware のサイトに移動してダウンロードします。
2. zip ファイルを(Windows環境で)解凍します。
※本来であればダウンローをしたZIPファイルをそのまま利用できるようですが、何度やってもエラーになってしまうため、このようにします。
※またZIPファイルを vmware 上で解凍しようとすると、 inflate error となってしまいました。そのためWindows環境で解凍します。
3. vmware のローカルにコピーします。
cp -r /vmfs/volumes/NFS1/VMupd /vmfs/volumes/datastore1
続いて以下のサイトを参考に
ESXi 5.1 コマンドラインによるパッチ適用
4. ESXi バージョンの確認
~ # esxcli system version get
Product: VMware ESXi
Version: 5.1.0
Build: Releasebuild-2323236
Update: 3
・Profile の確認
~ # esxcli software profile get
HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Name: HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Vendor: Hewlett-Packard
Creation Time: 2016-01-10T10:19:51
Modification Time: 2016-01-14T01:28:07
Stateless Ready: True
Description:
HP Custom Image Profile for ESXi 5.1.0 ISO
※※以下略※※
5. アップデートファイルの確認
# esxcli software sources profile list -d /vmfs/volumes/datastore1/index.xml ※zip ファイルではなく、解凍後の index.xml を直接参照
Name Vendor Acceptance Level
---------------------------------- -------------------------- ----------------
HPE-ESXi-5.5.0-Update3-550.9.4.5.7 Hewlett Packard Enterprise PartnerSupported
※ 解凍したファイルは、ちゃんと ESXi 5.5 のファイルとして認識されているようです。
6. アップデートファイルの適用確認
※いきなり適用するのは不安なので、なんとなく –dry-run オプションで、事前確認をします。
※ esxcli software profile update --dry-run -d [index.xmlまでのフルパス] -p [上記でゲットした、新しいEXSiの名前]
esxcli software profile update --dry-run -d /vmfs/volumes/datastore1/index.xml -p HPE-ESXi-5.5.0-Update3-550.9.4.5.7
7. 問題なさそうであれば適用します。
esxcli software profile update -d /vmfs/volumes/datastore1/index.xml -p HPE-ESXi-5.5.0-Update3-550.9.4.5.7
8. 僕の場合では reboot が必要だったので、このまま再起動します。
reboot
9. 再起動が完了したら、新しいバージョンで起動していることを確認します。
~ # esxcli system version get
Product: VMware ESXi
Version: 5.5.0
Build: Releasebuild-3248547
Update: 3
~ # esxcli software profile get
(Updated) HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Name: (Updated) HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Vendor: localhost
Creation Time: 2016-01-14T01:15:38
Modification Time: 2016-01-14T01:16:15
Stateless Ready: True
Description:
2016-01-14T01:15:38.250248+00:00: The following VIBs are
installed:
※※以下略※※
software profile は変更ないようです。今回はあまり気にしませんが、おいおい調査してみたいと思います。
問題無く完了しました!
クライアント側もソフトのアップデートが必要ですね

ESXiのバージョンアップを試してみました。
※Hyper-Vの場合であれば、OSの再インストールで対応すると思います。もしくは別筐体で用意してそちらにエクスポート→インポートでしょうか。ESXiの場合でも、本番環境であれば、Hyper-Vと同じようにやると思います。がテスト環境などでは、バージョンアップが容易にできそう?な感じでもあったので、練習がてらためしてみました。
■前提
アップデートは zip ファイルを利用して行います。ISOファイルで起動し、アップデートもできるようですが、今回はそれは行いませんでした。
1. まずは HP のサイトから ProLiant用にカスタマイズされた vmware をダウンロードします。
※ HPのサイトからリンクをたどっていくと最終的には vmware のサイトに移動してダウンロードします。
2. zip ファイルを(Windows環境で)解凍します。
※本来であればダウンローをしたZIPファイルをそのまま利用できるようですが、何度やってもエラーになってしまうため、このようにします。
※またZIPファイルを vmware 上で解凍しようとすると、 inflate error となってしまいました。そのためWindows環境で解凍します。
3. vmware のローカルにコピーします。
cp -r /vmfs/volumes/NFS1/VMupd /vmfs/volumes/datastore1
続いて以下のサイトを参考に
ESXi 5.1 コマンドラインによるパッチ適用
4. ESXi バージョンの確認
~ # esxcli system version get
Product: VMware ESXi
Version: 5.1.0
Build: Releasebuild-2323236
Update: 3
・Profile の確認
~ # esxcli software profile get
HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Name: HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Vendor: Hewlett-Packard
Creation Time: 2016-01-10T10:19:51
Modification Time: 2016-01-14T01:28:07
Stateless Ready: True
Description:
HP Custom Image Profile for ESXi 5.1.0 ISO
※※以下略※※
5. アップデートファイルの確認
# esxcli software sources profile list -d /vmfs/volumes/datastore1/index.xml ※zip ファイルではなく、解凍後の index.xml を直接参照
Name Vendor Acceptance Level
---------------------------------- -------------------------- ----------------
HPE-ESXi-5.5.0-Update3-550.9.4.5.7 Hewlett Packard Enterprise PartnerSupported
※ 解凍したファイルは、ちゃんと ESXi 5.5 のファイルとして認識されているようです。
6. アップデートファイルの適用確認
※いきなり適用するのは不安なので、なんとなく –dry-run オプションで、事前確認をします。
※ esxcli software profile update --dry-run -d [index.xmlまでのフルパス] -p [上記でゲットした、新しいEXSiの名前]
esxcli software profile update --dry-run -d /vmfs/volumes/datastore1/index.xml -p HPE-ESXi-5.5.0-Update3-550.9.4.5.7
7. 問題なさそうであれば適用します。
esxcli software profile update -d /vmfs/volumes/datastore1/index.xml -p HPE-ESXi-5.5.0-Update3-550.9.4.5.7
8. 僕の場合では reboot が必要だったので、このまま再起動します。
reboot
9. 再起動が完了したら、新しいバージョンで起動していることを確認します。
~ # esxcli system version get
Product: VMware ESXi
Version: 5.5.0
Build: Releasebuild-3248547
Update: 3
~ # esxcli software profile get
(Updated) HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Name: (Updated) HP-ESXi-5.1.0-Update3-iso-510.9.4.24
Vendor: localhost
Creation Time: 2016-01-14T01:15:38
Modification Time: 2016-01-14T01:16:15
Stateless Ready: True
Description:
2016-01-14T01:15:38.250248+00:00: The following VIBs are
installed:
※※以下略※※
software profile は変更ないようです。今回はあまり気にしませんが、おいおい調査してみたいと思います。
問題無く完了しました!
クライアント側もソフトのアップデートが必要ですね