2016年07月22日
このエントリーをはてなブックマークに追加
僕は大きな企業の一部分のサーバーを構築したこともありますし、中小企業向けのサーバーを構築したこともあります。

大きな企業であれば、何をどのように構築するのか。こういう場合はどういう動作を期待するのか。トラブルの時にはどのように対応するのか・・・などなど、事前にたくさんのことを決めてから設定を行います。

もちろん設定をしているうちに新しい設定値が必要になることもありますが、いちいちちゃんと全体・全員でその状況を把握するようにしています。それは担当者が変わっても大丈夫なようにするためかもしれませんし、そもそも担当者自身が組織の中で説明を求められるからかもしれません。
そしてそういって事前に色々決めるには時間が必要です。そしてそれは構築費としてコストにつながります。


一方で中小企業の場合には、まずやってみる。それがほとんどです。細かいことは何も決めないでやっているうちに決まってくる。サーバーは最低限のセキュリティ設定だけを行い運用していくなかで、よりセキュアに設定したり、より緩めたり。。。一方で、今日の要望は今日中に処理する。そういう柔軟な対応を求められることがほとんどです。


しかし担当者によっては、柔軟な対応を求めるような言動を頻繁にしてくるのですが、全体としての要求は大企業向けの内容。そういうことがたまにあります。そして僕はそういう場合には、だいたい速度重視でまずやってみるという方向でサービスを提供するので、あとあと問題になってしまいます。そういうことは今まで何度かありました。(もちろんうまくいくこともありますが。)

サーバーの構築については、いろいろな人が関連するために一筋縄ではいかないなぁと思うのです。


stock_value at 08:56│Comments(0)TrackBack(0)技術:2016年 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔