2016年09月17日
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屋外でもWifiを利用できるようにしたい。そのような依頼がありました。
屋外といっても、たとえば工場などの広い敷地があり、その範囲で利用したいというようなイメージです。

まず大前提として、電波法によって5GHz帯で利用できない帯域があるようです。
利用不可なのは、5.15 - 5.35GHz のようです。ちなみに、a 及び n と ac の方です。

屋外に設置するAPも限られてきます。当然砂やほこり、雨風から護られなければなりません。設置場所については、本体ごと外部に設置する場合と、アンテナだけを外部に設置する場合があります。
外壁などの外側の部分に安全に取り付けることが可能であれば、アンテナだけの設置の方がリスクが低減されると思います。

屋内の場合に比べて、APを柔軟に増設することが難しいように思います。また1つのAPでたくさんのエリアをカバーしなければなりません。
このあたりの設計はとても重要だと思いました。

たくさんのエリアをカバーするということは、それだけユーザーを詰め込むことになりかねません。屋内でのAPでは、このユーザー数はとても重要です。屋外の場合で、なおかつゲストが利用するような、想定するユーザー数が難しい場合には、無線が不安定にならないか心配です。

まだまだ経験が無いので難しいことですが、APの設置については考える部分が室内設置に比べてたくさん違うので大変だと思いました。


stock_value at 16:13│Comments(0)TrackBack(0)技術:2016年 

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