2017年02月12日
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かつてガラケーが主流だったとき、携帯各社へのメール送信を行うとき、サーバーを指定するような利用が多かったように記憶しています。
すべてのメールはAサーバーを利用するけど、携帯各社へのメールはBサーバーを利用する。といったような。

先日、僕が利用(構築)しているメールサーバーが、スパム認定を受けてしまい、それを解消してもしつこく長期間IP拒否を行うサーバーがありました。
仕方が無いので、別のきれいなサーバーを立てて、特定のドメインについては、そこを経由してメール送信を行うように設定しました。

経路としては以下の通りです。
・通常のメール送信
Aサーバー(IP:X.X.X.X)から直接

・特定の宛先について
Bサーバー(IP:X.X.X.Y)を経由
Aサーバー → Bサーバー → 先方

先方は、あくまでAサーバーのIP、X.X.X.Xを拒否しているため、Bサーバー経由であれば問題なく送付できます。

ということで以下の設定です。
※Plesk環境です。
# cat /etc/postfix/main.cf |grep transport_maps
transport_maps = , hash:/var/spool/postfix/plesk/transport

内容の確認※デフォルトでは空のようです
# strings /var/spool/postfix/plesk/transport.db

ファイルの編集
# vi /var/spool/postfix/plesk/transport

example.com smtp:[X.X.X.Y]

hash 化
# postmap /var/spool/postfix/plesk/transport

サービスのリロード
service postfix reload


これで、example.com については、Bサーバーを経由して送信できることを確認しました。

参考
Tips - autantlevent.sakura.ne.jp -


stock_value at 12:46│Comments(0)技術:2017年 

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