2017年03月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加
Terastation が故障しました。
かつてはそこそこ作業していたのですが、最近はめっきり減ってしまって、あまりどうやっていいのかわかりません。
最初は、Disk3 が故障し、EMモードで起動していました。

アップデートツールなどを試したのですが、状況変わらず。そうこうしているうちに、アップデートツールからも反応が無くなりました。

ということで、Diskを取り出して作業となりました。
既存では、RAID1を利用しています。

・Oracle VM VirtualBox のインストール
virtualbox.org にアクセスし、VirtualBox をダウンロードしました。

・knoppix LiveCDの用意
http://ftp.riken.jp/Linux/knoppix/knoppix-jp/iso/
xfsファイルシステムを操作するのですが、Terastationでのバージョンが低いため、古いLinuxの方がいろいろと都合がいいようです。

・Ubuntu の用意
仮想ハードディスクイメージのダウンロード:Ubuntu Japan
Virtual BOX で利用できるVHDファイルがダウンロードできるようです。これを利用したいと思います。
※上記の knoppix でなんとかなるような気もしますが、パッケージをインストールして利用する場合もあるので、用意します。


・Diskを取り出して、VirtualBOX(knoppix) にマウントします。
※ mdadm --examine /dev/sdb3 とやったところ、以下のエラーに。
mdadm: No md superblock

knoppix で以下のコマンド。
xfs_repair -L /dev/sdb3

マウントします。
mkdir /mnt/org_hdd
mount -t xfs /dev/sdb3 /mnt/org_hdd

これでファイルを見ることができるようになりました。
ただし文字化け。

続いて Ubuntuでの作業になります。
VirtualBOX(knoppix) からHDDを取り出し。
VirtualBOX(Ubuntu) にマウント。

apt-get install fuse-convmvfs

convmvfs を利用して、マウント
mkdir /mnt/nas
convmvfs /mnt/nas/ -o srcdir=/mnt/org_hdd,icharset=CP932

これでデータを読み出せるようになりました。適当なファイルサーバーがあれば、そこにコピーします。
mkdir /mnt/win
mount -t cifs -o user=[user],password=[pass] //[server path] /mnt/win/

rsync -av /mnt/nas/share/* /mnt/win/share/

※ただし機種依存文字を利用しているファイルだけはどうしてもコピーできませんでした・・。

以上で作業は完了です。


stock_value at 14:54│Comments(0)TrackBack(0)技術:2017年 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔