2020年04月04日
このエントリーをはてなブックマークに追加
CentOS 7 を利用しています。
長期の継続的な利用については、バージョンが安定しているという非常に大きなメリットがあります。
一方で、新しい技術を利用したいと考えたときには、対応することが難しいという問題もあります。
昔からそうですが、サーバーの業界は動きが速く、新しい技術にちゃんと追随する必要がある場合もかなりあります。

Cent7をセットアップするとき、標準のリポジトリではインストールされるバージョンが、2.4.6 となっていました。

# yum list |grep httpd
httpd.x86_64 2.4.6-90.el7.centos base
<略>

2.4.6 では http/2 に対応していないということでした。これを利用する予定は無いのですが、なんとなくなぁ・・・という感じがしました。まだ私が管理している環境では、おそらく一つとして、 http/2 に対応している apache はインストールしていないように思います。

ということで、 http/2 に対応するバージョンをインストールしたいと思いました。(上記の通りなので特に理由はありません。)

redhat software collection を利用することにしました。
※以下のサイトを参考にしています。
CentOSのyumレポジトリ: EPEL, Remi, Software Collectionsの違いとまとめ

EPEL よりは、software collection の方が安定してそうっていう理由だけです。

yum でレポジトリをインストールしました。
# yum install centos-release-scl-rh

httpd のバージョンは、 2.4.34 でした。
# yum list |grep httpd
httpd24-httpd.x86_64 2.4.34-15.el7 centos-sclo-rh

現在の apache は 2.4.43 が 2020/04/01 にリリースされているようです。
2.4.34 は 2018/07 ごろにリリースされたようです。

yum install httpd24-httpd.x86_64

これでインストールが完了しました。
# rpm -qa |grep httpd24-httpd
httpd24-httpd-tools-2.4.34-15.el7.x86_64
httpd24-httpd-2.4.34-15.el7.x86_64

インストール場所が /opt/rh/httpd24/ となるので、注意が必要です。


stock_value at 11:18│Comments(0)技術 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔