2021年11月04日
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QNAP の仮想化いいですね。もちろんCPUとかディスク、メモリの容量が重要になるので、慎重に選ぶ必要があります。
適切な環境のQNAPで利用する仮想環境はまったく問題なく動作していました。

そこで構築されたサーバーですが、ディスクが IDE で作成されていました。
速度が期待できるのは VirtIO のドライバです。

ということで以下の方法で VirtIO に変更しました。

1. IDEで動作しているサーバーに、VirtIO のディスクを追加する
2. 起動したサーバーから追加した VirtIO のディスクを利用できるようにドライバをインストールする
3. サーバーをシャットダウンする
4. 追加した VirtIO ディスクを削除する

5. サーバーを起動し、追加した VirtIO が認識していないことを確認し、以下のコマンドを管理者権限で実行する
bcdedit/set {current} safeboot minimal
※上記コマンドはセーフモードで起動するコマンドです。
シャットダウンします

6. シャットダウンしたサーバーのディスクを VirtIO に変更する
7. セーフモードで起動することを確認する
8. 以下のコマンドを管理者権限で実行する
bcdedit/deletevalue {current} safeboot
再起動する

9.通常通り起動し、問題無いことを確認する

私のテストした環境では IDE よりも VirtIO の方がだいぶ速度が出ていました。
体感はともかくとして、ベンチマークでは、400M→800Mぐらいと、大幅にUPしました。



stock_value at 11:51│Comments(0)技術 

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