2023年08月07日
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Wordpressを利用している会社があります。
サーバーも同一のところをずっと利用しているので、アップデートなどせずとも利用可能でした。

しかし最近になってサーバーが停止になり、新しいプランに乗り換える必要が出てきてしまいました。
旧サーバーではPHPのバージョンなどもかなり古かったので仕方ないですね。


ちゃんとメモしていなかったのですが、以下の通り作業しました。
ちなみにポイントとしていくつかハマった点。

short_open_tag という機能が PHPにはあるようです。要するに省略してPHPプログラムを書くことのできる機能でしょうか。

short_open_tag はデフォルト無効とされている場合があるので、Wordpressのバージョンアップが問題無くても、PHPのバージョンを変更したときにいきなりエラーになってしまう場合がありました。
PHPエラーの場合には error.log などをチェックして、プログラムに問題がある場合には修正します。

MySQLのバージョンについては、特に問題にならなかったように思います。

最近のPHP8では create_function() が無効化されたようです。これを古いプラグインなどが利用しているとエラーになります。
今回私も該当しましたが、plugin を無効化しました。


以下のサイトでPHPとWordpressのバージョンを確認しました。
WordPressとphpのバージョン対応表!PHPバージョンのサポート終了日とMySQLのバージョンも確認できます。


※ログなどを詳細に確認したいため、自身でサーバーを構築してしまいました。そのときに以下の環境にしました。

WordPress 3.1.4
PHP Version 5.4.16
※WordpressのVerは変えずにPHPだけVerUP



WordPress 3.8.41
PHP Version 5.4.16
※PHPのVerは変えずにWordpressだけVerUP


WordPress 4.9.23
PHP Version 5.4.16 → 7.2.34
※PHPとWordpressのVerUP

バージョンアップを細かく刻んでいるのは、エラーを特定しやすくするためでした。
例えば、PHPのバージョンを変えると、比較的よくエラーになっていました。これはプラグインが原因となっているようなことが多くありました。
これを解消するには、WordpressのバージョンをUPし、プラグインの更新。このあとにPHPの更新をするのが一番スムーズでした。

PHPが7.2まであがると、エラーが出てもWebページで事例を調べやすくなるので、かなりトラブル解決が楽になりました。
それまでは本当に大変でした・・。



また自身でサーバーを構築したのには理由があって、
旧サーバーでは、PHPのバージョンは固定でした。そのためアップグレードなどは実質ほぼできないと思われました。
そこで、同じ環境+少しだけ新しい環境を構築し、そこで動作させることを前提としました。

そしてある程度バージョンアップが成功すると、・・・具体的にはPHP7.2・・・で動作させることができるようになったら、
新サーバーでもその環境を利用できるので、新サーバーで動作確認ができるようになりました。
新サーバーでの一番古いPHPは 7.2 でした。

新サーバーで動作確認できるようになったら、いくつかのトラブルはありましたが無事に最新バージョンにすることができました。
wordpress 6.2.2 と PHP8.2 となりました。


stock_value at 17:11│Comments(0)技術 

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