2023年12月12日
Tweet
以前の記事も関連します。
2022年03月25日: Postfix で特定のキューを削除する
ホームページに設置している問合せフォームを悪用されてしまい、大量のスパムメールを受け取ることとなりました。
かなり大量のメール(問合せ)が送られてきており、メールキューが圧迫されていました。
以下の内容で対応しました。
キューにたまっているメールをホールドします。
※ h がホールド、 H はキューに戻す
これでキューにたまっているメールは一端処理が中断されます。以後届く新しいメールは通常処理されるようでした。
# postsuper -h ALL
メールキューの状態と件数を確認します。
# ls -l /var/spool/postfix/hold/ | wc -l
# postqueue -p
これで大量のメールが出てくると思います。
-----
22E7C42DXX! 4075 XXX XXX 1 XX:XX:45 apache@example.com
宛先A
宛先B
-----
ここで grep 検索をするときに、宛先Aや宛先Bで引っかかることがあります。
メールキューIDが欲しいので、そうならないように注意します。
またホールドしている場合にはキューIDにはビックリマーク(感嘆符!)がつきます。
問合せフォームからの送信だったので、送信者は apache@ になっていました。
以下のコマンドでキューを削除します。
# postqueue -p | grep apache@example.com | awk '{print $1}'|cut -d '!' -f 1 |xargs -L 1 postsuper -d
awk '{print $1}' の部分に apache が入ってくることがありました。エラーメールの場合には、送信者 MAILER-DAEMON 、受信者 apache となるので、これを引っかけているように思われます。この場合には、grep -v apache を途中で入れて除外します。
ビックリマークありのままだとキューを削除できないので取り除きます。
同じように MAILER-DAEMON も検索し、キューを削除します。
すべてが完了したら
キューをホールドから元に戻します。
# postsuper -H ALL
これでメールを通常運転に戻すことができました。
2022年03月25日: Postfix で特定のキューを削除する
ホームページに設置している問合せフォームを悪用されてしまい、大量のスパムメールを受け取ることとなりました。
かなり大量のメール(問合せ)が送られてきており、メールキューが圧迫されていました。
以下の内容で対応しました。
キューにたまっているメールをホールドします。
※ h がホールド、 H はキューに戻す
これでキューにたまっているメールは一端処理が中断されます。以後届く新しいメールは通常処理されるようでした。
# postsuper -h ALL
メールキューの状態と件数を確認します。
# ls -l /var/spool/postfix/hold/ | wc -l
# postqueue -p
これで大量のメールが出てくると思います。
-----
22E7C42DXX! 4075 XXX XXX 1 XX:XX:45 apache@example.com
宛先A
宛先B
-----
ここで grep 検索をするときに、宛先Aや宛先Bで引っかかることがあります。
メールキューIDが欲しいので、そうならないように注意します。
またホールドしている場合にはキューIDにはビックリマーク(感嘆符!)がつきます。
問合せフォームからの送信だったので、送信者は apache@ になっていました。
以下のコマンドでキューを削除します。
# postqueue -p | grep apache@example.com | awk '{print $1}'|cut -d '!' -f 1 |xargs -L 1 postsuper -d
awk '{print $1}' の部分に apache が入ってくることがありました。エラーメールの場合には、送信者 MAILER-DAEMON 、受信者 apache となるので、これを引っかけているように思われます。この場合には、grep -v apache を途中で入れて除外します。
ビックリマークありのままだとキューを削除できないので取り除きます。
同じように MAILER-DAEMON も検索し、キューを削除します。
すべてが完了したら
キューをホールドから元に戻します。
# postsuper -H ALL
これでメールを通常運転に戻すことができました。
stock_value at 11:05│Comments(0)│技術