2004年11月11日
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僕は、職業として SE をしています。
昔から、パソコンの前に座って仕事をしたかったので、そういう意味では夢がかないました。

人間関係はどの職場でも、どの職種としても難しいと思います。
僕の部署は、僕の働いている会社にはめずらしく、営業と技術が一緒のフロアにあります。
意思の疎通も比較的頻繁に行われ、技術と営業の一体感は非常に強いです。

しかし、雰囲気は全然違います。技術課は営業的なバカなことをしません。
一方で営業はいわゆる普通の営業です。
つまり、たとえばですが、ゲーセンの話で盛り上がるのか、女性の話で盛り上がるのか。
の違いがあります。あくまで雰囲気だけですが。
(もちろん、僕の課ではゲームの話は出てこないので、実際の会話内容は全く違います)

そして、僕はよく「営業に向いている」といわれます。
僕の性格はすごく中途半端なのですが、技術の人間として考えれば、しゃべりはできる方だと思います。
しかし、営業の人間から考えると、しゃべりはできない方だと思います。

つまり、中間ぐらいと。
僕は、ずっと「目立たないグループの中で目立つ方」だったので、そういう性格になったのでしょう。
もともと、僕は目立たないグループを目立つグループに引き込み、一体感を形成するのが好きなので、
そういうキャラになってしまいました。

あと、どうしても目立たないキャラはいじめられやすいので、そういうのも嫌いな僕としては、
ある意味で、そのキャラはちょうどよかったのです。



僕が今回入社したシステム関係の会社は、やはり技術関係の人間が非常に多いように感じます。
もちろん、友達としてのコミュニケーションは全く問題なくできますし、悪い意味でオタクな人はいません。

しかし、営業的技術はまた別です。

僕は、最初営業に配属されてしまいました。あれほどイヤだと言ったのに。
営業をするつもりなら、他の会社に行ってます。ということで、強く希望したら今の技術課に変更されました。

辞めるか技術課になるかで悩んだので、技術課に配属に変わってよかったです。


さて、たまに「なんでそんなに会話のネタがあるの?」と友達に言われます。
僕はそんなにネタは豊富な方ではないと思うのですが、それでもたまに言われます。
「外を良く見てればネタはあるよ。」と答えるのですが、どうでしょう?。

営業の人が大変だなぁと思った強烈的な出来事を目撃したことがあります。

比較的若い人(30代)と、その人よりも年上(50代)と思われる人の2人組。
なにやら会話をしています。
どうやら若い人の方が、立場が上のようで、年上の人に向かってちょっと語気が荒い感じです。

おもむろに、年上の人が路上で正座を始めました。
遠くから見ていたので、そんなに会話は聞き取れなかったんですが、
若い方が「おまえの責任なんだから、ちゃんと相手に謝れよ!ちゃんと許してもらうまで正座しとけ」と。
そんで、年上の人は電話しながらしきりに謝っているようでした。

やっぱり営業は大変だなぁと。(べつに年下の指示に従わなければならないってことではなくて、
正座して謝る必要があるぐらい、誠意を見せなくてはならないことにです)

技術であれば、通常は営業の人がワンクッションおいてくれるので、そんなに強烈なものはありません。

しゃべりができるとか、できないとかではなくて、好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかで
適正はきまってくるのだと思います。


stock_value at 17:01│Comments(0)TrackBack(0)仕事。 

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