技術:2017年

2017年12月20日
最近いくつかの問い合わせを受けました。
モニターに関することです。

・画面にノイズが走る。しばらくするとノイズは消失する
・スリープから復帰したときに各種ダイアログの表示位置が左上になる

ここで、ノイズが走るバターンは、ごくまれに再起動=ブルースクリーン?になるようです。
そのため、ただただ画面が乱れるだけでは無く、作業内容が失われる場合があるみたいです。

現状まだ解決策を見つけることができていないので、引き続き注視していきたいと思います。



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2017年12月15日
エクスプローラーを利用して、ファイル名を変更するときに、日本語入力ができない。
そのように言われました。

それ以外のWordやメモ帳などでの日本語入力は問題無いようなのです。chrome も大丈夫でした。

ダウンロードしたファイルをF2でファイル名の変更を行おうとすると、日本語入力ができないのです。
ネットを調べてみると、以下の情報が

[12/5更新] [Windows7] デスクトップやエクスプローラー上で、ファイル名やフォルダ名で日本語入力ができない。

お客様の環境は Windows7 + IME 2010 でした。そして IBM社の Trusteer Rapport がインストールされていました。

結論からいうと、Rapport の再インストールで解決しました。
当初アンインストールを行って再起動したところ、事象が解決しました。

その後、もう一度 Rapport のインストールを行ったところ、日本語入力は問題なくできるようになりました。

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2017年12月14日
Wanacry が出回るようになってから、 smb1.0 プロトコルはもう無効にしてもいいと思うようになりました。
古いPCがあって、ファイルサーバーにアクセスできない場合、それはサーバー側でどうにかすることではなく、該当のPCをどうにかするべきでしょう。

ということで、最近設定した 2016 サーバーで、無効にしたのでメモ。

参考
Windows 8.1、Windows 10、Windows 2012 R2、および Windows Server 2016 で SMBv1 を適切に削除する方法
Windows OSからSMB v1の無効化方法について(WanaCry関係)

※GUIではグレイアウトしており、作業できませんでした。

PowerShell でたった1行のコマンドです。
Disable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName smb1protocol
※再起動が必要です。

確認
Get-WindowsFeature FS-SMB1
----------------
Display Name Name Install State
------------ ---- -------------
[ ] SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート FS-SMB1 Available
----------------
チェックが外れています。

しばらくこれで様子を見たいと思います。

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2017年12月13日
Windows Server 2016 の構築をしていました。
そのとき、 iso ファイル・・・4Gぐらいのファイルを移動・コピーなどしていました。

一通りのテストが完了し、 iso ファイルを削除しようとしたところ、
すごく時間がかかりました。すごくっていうのは、10分以上ぐらいだったように思います。

たかだが数ギガのファイルを消すのに、ここまで時間がかかるのは異常だと思いました。
タスクマネージャーなどを見てみると、MsMpEng プロセスが動いており、iso ファイルの読み書きを行っているようでした。

そしてこのプロセスは、 Windows Defender です。
ということは、サーバー用途によっては、かなりのボトルネックになるのではないかと思いました。

以下のサイトを見ると、この機能は削除することが出来そうでした。
Windows Server 2016 の Windows Defender ウイルス対策


stock_value at 16:51|この記事のURLComments(0)
2017年12月12日
以前の記事はこちらです。
2017年12月05日:Windows7 WindowsUpdate の不具合(2017/12月)

本件についての参考になる情報は以下に記載があります。
Windows Update のエラー 80248015 の対処方法
※汎用的な解決方法のようですが、今回の件にも効果がありますし、その検証も行われたようです。
Windows 7 / Windows Server 2008 R2 以前の環境において、Microsoft Update 実行時に 0x80248015 エラーが発生する
※MSでのアナウンスも出ていました。

僕のお客さんで、この問題が発生したところがありました。
数社あったのですが、以前の記事を書くきっかけとなったところと、その他のお客様です。

僕が直接作業したお客については、上記参考サイトのようなことを手探りで行ったのですぐに解決しました。このあたりが技術者が現場にいることの強みですよね。
一方で、電話にて案内したお客さんについては、しばらく様子を見ていただくことになりました。
数日もしくは1週間ぐらいしても解決しない場合には、有償になってしまいますがお伺いするということになっていたのです。

数日するとどんどん情報がでてくるようになりました。そしてマイクロソフトも対応したようで、自然に解消しはじめたのです。
それで大半は解決したようなのですが、数台については、自然には解決しないということになってしまいました。

結論から言うと、上記の案内の通り作業をお客様に行っていただいたところ、無事に解決したようです。

stock_value at 10:09|この記事のURLComments(0)
2017年12月11日
Windows2016のテスト稼働をしていました。
あるとき、監視サーバーから応答がなくなったという通知が来たのです。

負荷テストもしていましたし、突然再起動がおこるような状態にはありませんでした。だから気になっていたのです。

概ね以下の内容と同じでした。
【ワレコの日記】パソコンが勝手に再起動していた。やられた。【2017/10/11深夜】

イベントログを確認しました。
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カーネル電源マネージャーがシャットダウンへの切り替えを開始しました。
シャットダウンの理由: カーネル API
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ソース: User32 では以下のログが。
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次の理由で、プロセス C:\Windows\System32\svchost.exe (XXX) は、ユーザー NT AUTHORITY\SYSTEM の代わりに、コンピューター XXX の 再起動 を始めました: オペレーティング システム: Service pack (計画済)
理由コード: 0x80020010
シャットダウンの種類: 再起動
コメント:
----------

setup のログを見ると、以下の通りでした。
----------
パッケージ KB4056890 を状態 インストール済み に変更するには、再起動が必要です。
----------


で、サーバーといえど、WindowsUpdateは自動で行われるようですね。
そして今回からは、いつもの画面で、WindowsUpdateを無効にすることができません。

ということで、以下の方法で自動更新を無効にしました。
gpedit.msc
コンピューターの構成 - 管理用テンプレート - Windows コンポーネント - Windows Update を選択。
自動更新を構成する を選択し、以下の設定を。
「2 - ダウンロードインストールを通知」

これでダウンロード・インストールを手動で行うようになります。

参考
Windows 10 / Windows Server 2016 でも Windows Update の自動更新は止められます

stock_value at 16:22|この記事のURLComments(0)
2017年12月10日
デスクネッツを運用しています。
定期的にアップデートが提供されているので更新作業です。

今回のバージョンアップは、メジャーバージョンが変わるので、大々的な作業だと思っていました。
しかし実際には、DBが postgres 9.2 → 9.6 に変更されたのが大きかったのですが、それ以外にはすんなりいきました。

ちなみに過去の作業では、メールデータをコンバートしたりなどで、1時間ぐらいを覚悟することが何度かありました。

今回のアップデートですが、すぐに終わりました。拍子抜けするぐらい。
ということで、引き続き利用していきたいと思います。

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